1年を振り返るキーワード『ちゃんとやる!』
ワンスアラウンド株式会社 取締役 佐藤 梨枝子 |
ハッピーエピソード 【vol.61】
1年を振り返るキーワードは
「ちゃんとやる!」
弊社では月に1回、全社員に『社長メッセージ』が送られます。
昨年末に送られたメッセージは
【1年間を振り返るキーワードとは?】でした。
そのキーワードは【ちゃんとやる】です。
今回はそのメッセージの一部をまずご紹介したいと思います。
■弊社の社長メッセージ
「ちゃんとやる」
何時もこればかり言われていました(笑)。
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「ちゃんとやる」
シンプルな言葉ですが、自分自身、いかに流し癖がついていたかを思い起こしました。
「まぁいいか」「今日ぐらいいいか」「これぐらいならいいか」そんな風に自分にも周りのスタッフの行動に対しても目を瞑ってごまかしてきたと思います。
真剣に自分にも仲間にも向き合っていない・・・愛を以って仕事をしていない。
本社メンバー全員が、大いに反省したメッセージでした。
では、現場(お店)はどうでしょうか?
最近のお客様からのGOODコメントでは、マナーに関わるご意見が増えてきているように感じます。
以下、お客様のご意見を3件ご紹介致します。
■ご意見①
貴社のブランドのファンで、様々な店舗を利用させて頂いておりますが、今回、対応して頂いたスタッフは百貨店のような言葉遣い、所作、そして何より知識が豊富でした。 |
■ご意見②
店員さんのサービスレベルが最高だった。 |
■ご意見③
朗らかな笑顔とキビキビした接客は、雨の日の憂鬱な気持ちも吹き飛ぶ気持ちよさです。 新しい商品を買うというのは、それだけで前向きになる事です。 |
このように以前では当たり前であった「笑顔」「言葉遣い」「キビキビした所作」という項目に対してお褒めのコメントを頂くケースが増えてきました。
しかし残念なことですが、それと同時に接客マナーに対するクレームも増えてきていることも事実です。
「ちゃんとやる!」ことが接客を制す!
対面接客が叶わなかった一時期を経験したお客様の多くは、コロナ終息後に訪れたショップで、改めてリアル店舗でのショッピングの楽しさを実感されたことと思います。
スタッフも同様で、顧客様との再会はもちろん、接客業の楽しさを実感し笑顔で活き活きと接客を楽しんでいたと思います。
しかしアフターコロナのインバウンド消費を含め、集客が増え続けている今、いつの間にか接客がルーティンとなってしまい、お客様への応対をちゃんと出来なくなっているのではないでしょうか。
対面販売で得られる価値ある『体験』を求めてご来店されるお客様の期待は変わらず、そのGAPが基本的なマナーの欠如に目が向けられているような気がします。
新年度がスタートし、新たな目標を掲げスタートしていると思いますが、今年度は「笑顔」「挨拶」「言葉遣い」「所作」など基本的なビジネスマナーを徹底的に見直す時なのかもしれません。
「ちゃんと〇〇する」
この〇〇に一人一人の今年の目標を当てはめて、自分の行動を見直していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも現場から届いたお客様の「ありがとう」を
ご紹介してまいります。