受講により視野が広がり、様々な観点からスタッフを見られるようになった
――半年間の受講を経て、受講する前と後で変化はありましたか?
(仲田)
先ほどお話した、悩んでいたことがクリアになってきたということが大きいです。セミナーの中で、「意識的から習慣的に」という考え方を知ったことがきっかけです。意識して取り組んでいくことを続けていくとそれが当たり前になって、もともとの基準が上がるということでした。先ずはその「意識する」ということ自体を意識するようになりました。
インストラクター塾の中で決めた目標を実行することを継続して半年間続けていくんですけど、今現在もそこにさらに肉付けして目標設定をしています。それがあるかないかで、習慣化が叶うか叶わないかにかなり大きな影響があると思っているからです。
そして、先ほど「褒める視野が狭かった」と言いましたが、受講前は褒める視野が狭いということにすら気づいていなかったんです。どうしたらいいのだろう?という漠然とした悩みだったんです。
それが、相手のことを多角的に観察、考察して育成する大切さに、プログラムの中で何度も触れ、自身の漠然とした悩みに光明が差しました。
私の場合は、接客に興味の薄いスタッフに対しての歩み寄り方で、接客場面以外にも目を向けたらどうなのだろうか?という発想に気づけました。対面接客だけではなくて、SNSでの発信をそのスタッフは頑張っていた、ブログの内容がすごく素敵だったとか、そういうところまで見ていなかったという気づきです。受講してそれに気づけてからは、いろんな視点からスタッフを見られるようになり、褒めるところがたくさん見つかるようになったんです。
スタッフに歩み寄っていく糸口が発見できたので、あとは自分でアレンジしてスタッフにお店で力を発揮してもらえるように導いていく。これを現在も実践しています。
その結果、以前は歩み寄りが難しいと感じていたスタッフからも接客について質問があるようになったりといった変化がありました。自分だけではなく、相手も視野が広がったら良いなと思います。