PDCAをルーティンにした成功の鍵
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今週は、『ショップレポート』第13弾。
ブランドが強化している施策に対し、常に成果を出し続けている店舗の秘訣をご紹介したいと思います。
ショップレポート【vol.013】
結果は「偶然ではなく必然」
~コロナ禍でも成果を出している店長が行っていることは~
皆様、こんにちは。
今回も日常、店舗が行っている「もっともっと活動(=全員参加のカイゼン活動)」の取り組み事例をご紹介します。
このお店は、コロナ禍で非常に厳しい環境の中でも、 ブランドが強化している施策に対して常に高い成果を出し続けています。
その秘訣はブランドの強化施策を「もっともっと活動」に取り入れていたことにありました!
今回はその店長がやり続けていることから見えて来た 「成果に繋げるサクセスストーリー」を紹介致します。
「全員参加のもっともっと活動」このブランドでは、以前もご紹介した「NPS(ネットプロモータースコア)」の調査を行っています。
そして、翌月に行われた店会議で結果発表!
翌月、更に回収率が伸びたことは言うまでもありません。 当初の予定よりも早く目標達成が出来たのですが、アンケート内容を分析してみると、 接客での評価は非常に高い点数を頂いているものの、 「歓迎・迎え入れ」の点数があまり芳しくありません。 そこでSTEP3では接客の精度UPに取り組むことにしました。
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「サクセスストーリーの核はPDCAのルーティン化!」
今回ご紹介した「NPSの回答率UP」への取り組みの成功要因は、
- テーマが非常にシンプル
- 出勤日数の少ない学生アルバイトさんにも、やることが明確で取り組みやすい内容になっている。
- コロナ禍の影響で、月1回の店会議にリモート参加も可となり、 参加率もほぼ100%で実施できる。
などなどの理由で、全員が目標を共有できていることが成功要因に挙げられます。
しかし、何よりもこの店がどんな施策 に対してもいつも成果を上げることができるのは、 「もっともっと活動」を通して、PDCAを毎日繰り返すことが全員のルーティンになっていることです。
そして、自分達の意見が反映され、それが結果に繋がることで、 更にスタッフのモチベーションが上がっていることです!
その裏には、店長が掲げた店ビジョン「選ばれ続けるお店になる」という、 ぶれない信念がスタッフを巻き込んでいるのだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も現場からの声や事例をご紹介してまいります。
ワンスアラウンド株式会社
取締役 E&C推進室室長
佐藤梨枝子