LTVの重要性
明けましておめでとうございます。
現場を元気にする3つの使命
①タイムリーなテーマ ②現場で起きているリアルな事例 ③元気になる提案 |
を忘れずに、本年もスタッフ一同邁進して参りますので宜しくお願いいたします。
ビヨンドコロナは
LTV (Life Time Value) が問われる!
皆さん、LTVと言う言葉を聞いたことはありますか?
LTVとは、顧客生涯価値の略で 「一人の顧客、あるいは一社から取り引き期間中に得られる利益の総額」を表します。
つまり、一度の取り引きだけを換算するのではなく、二度目以降の取り引きも含まれるので、 取り引き額ではなく対象の顧客が計算軸になります。
「販売したら終わり」から「販売してからがスタート」へ
SCであればテナントとの契約期間満了で終わりではなく、 テナントや館に来店してこられるお客さまといかに長く関係性を持つかが問われてきます。
丸井グループの「売らない店」化を入口にしたオンライン企業との協業や出資などが、 まさにLTV戦略ではないでしょうか。
因みに計算式は下記の通りですが、①③④の顧客軸の向上が重要になります。
①顧客単価×②粗利率×③購買頻度×④取り引き期間 |
コロナ禍がもたらした価値軸の変化
コロナ禍がもたらした消費の二極化により、これまでボリュームが最も大きかったミドルマーケットは、 急速にシュリンクし続けており、コロナ禍はこのトレンドに拍車をかけることになりました。
この二極へのマーケットの大移動は、そこで要求される価値基準の明確な違いを私たちに求めてきています。
その違いが最も顕著に表れているのが、「時間」という価値に対してです。
「手軽」を求めるマーケットでは、「いつでも、どこでも、はやく」といった 「ジャストインタイムな時間価値」が求められます。
ITの進化はこのことにドライブをかけました。
一方、「上質」を求めるマーケットでは、「よりそい、ていねいに、いつまでも」といった 「顧客生涯価値」(LTV:Life Time Value)が求められ、その実現こそが企業の存在意義になってくるほどに 重要度が増しています。
LTVとは顧客と伴走すること!!価値軸の転換は、生活者との関係だけではなく、 クライアントとの関係、テナントとの関係、従業員との関係、 全ての関係において求められ、提供される価値軸の変革が待ったなしの状況にまでなっていると考えます。
この新しい価値軸のキーコンセプトとなるのが『伴走』です。 「取り組み」から 「伴走」へ それがワンスアラウンドからの今年の提案です。 なぜなら、そのことで全ての関係性を根本的に変革することができ、 互いの新たな成長のスタートラインに立てるからです。 『伴走する』 ということは、 「指摘からサポート&ケアに」 「標準から個別に」 「対峙から寄り添いに」 「その時から生涯に」 全ての思考やアプローチの仕方を変えることでもあります。 最後に今年のワンスアラウンドの年賀状をご紹介します。 |
最後までお読みいただきありがとうございました。
新しい年が皆様一人ひとりにとって
素晴らしい年でありますよう願っています。